今回の問題点について
・盗難防止のクラクションが動作するプログラムがユーザーの想定と離れている可能性がある
・盗難防止のシグニファイアの問題点や説明書について
対象の車は Hondaのライフという車種です。
ライフ(Honda)における盗難防止の条件
ユーザーの想定的には、運転手が離れた状態でエンジンが起動したら盗難防止が働くと思われるが、実際には鍵をかけた状態でエンジンを付けると鳴る様にできていた。
安全思考の強めの人の車のエンジンの掛け方(今回の私)では、
ドアを開ける→車に入る→ドアをロックする→エンジンを掛ける
という手順で実行するため、盗難防止が働いてしまった。
つまり、鍵を掛けないでエンジンを掛ける必要がある。
鍵をかけた状態でエンジンを付ける という条件の合理性と問題点について
鍵をかけた状態でエンジンを付けると鳴るというシステムだが、
盗まれる状態というのは、鍵を掛けた状態つまり運転席を離れた状態と想定しているのに、エンジンが起動している = 第三者がハンドルを握っていると想定できる
といった事をメーカーが考えているように思われる。
残念ながらこの車では、スマートキーの位置などを参照せずに鍵の開閉のみを窃盗状態で考えるため、運転手が鍵を車内にいれているのにこの仕様を知らないためクラクションが鳴り響くことになってしまう。
(そもそもメーカーは、車に乗って真っ先に鍵を掛けるような人はいないと考えているかもしれない)
結局、鍵が車内にあり、本人が運転を試みているのにクラクションがなり続ける現象に遭遇した場合に考えられることとは、クラクションの回路の接触不良・盗難防止がなぜか働いている・その他 という様に考えられ(少なくとも私はそのように考えた)、鍵が車内にあり、本人が運転を試みているというのは問題がない状況だと判断できるため、鍵を掛けていることによる盗難防止機能と結論を出すのは難しいだろう。
しかし、この鍵を開けていないとエンジンを掛けられないという一番の問題点は、不審者への対策である。
コンビニ等で車の電源を落として人を待っている際などに不審者にドア付近まで寄られて逃げようと思っても、ドアを一度解錠しないとエンジンを掛けられないため逃げることが不可能になってしまう。
別の問題点として、盗難防止が働いているかを知らせるランプがついているが、ユーザーが気付けない問題がある。
私の車での盗難防止ランプは以下の画像のようになっている。
いや、ランプを用意することは文句ない。しかし、ただLEDが光っているだけなので何のために付いているかが不明(ゴミみたなシグニファイア)である。
ユーザーマニュアルのタコメーターあたりのランプ一覧を見ても、このただのLEDが何を意味しているか載ってないのである。本当に意味が不明。
せめて下のように意味がわかる(シグニファイアとしての役割を果たす)ようなデザインにするべきだろう。
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